フィロキセラの被害を歴史的に受けていないバッロッサの地で 希少な樹齢の古いぶどうの木【最も古いもので166歳、平均87歳】から極力、収穫量を抑えた葡萄の実を使用し、 驚くほど果実味豊かで、ジュウシーなワインがこのトルブレックです。 熟成に使う樫樽は新樽よりも、古樽の使用率が高く、 調味料で言う、「塩」のように、果実味に軽いエッセンスとして 程よい樽のフレーヴァーが絶妙です。 もともと、スコットランドできこり[ウッドカッター]をしていた 異色の、天才醸造家「デビット・パウエル氏」の生み出す「トルブレック」 はリリースすされるワインのほとんどが、パーカーポイント90点以上を 獲得し次々と 成功を収めるシンデレラワインです。 実際にデビット氏を目の前に話を聞かせていただくと、正直に まじめで職人気質な醸造家だと圧倒されてしまいました。 噛み応えのある力強い味わいの赤ワインとふくよかさと、フレッシュな酸が 魅力的なセミヨンの白。 是非この機会に、今大注目、大本命のオーストラリアワインをお楽しみ下さい!
トルブレックに関して昨年販売の専門誌『ブルータス』の 特集記事が分かりやすいので引用させていただきます。 オーストラリアを代表する葡萄品種は何か?と問われれば 10人中(リースリングと答えるへそ曲がりが1人いても)9人はシラーズと答える。 そのシラーズのメッカ、南オーストラリア州ノヴァロッサ・ヴァレーに 1994年創立し、97年にたった400ケースのワインをリリースして始まったのが『トルブレック・ヴィントナーズ』である。 創立者であり、チーフワインメーカーを務めるのは『デヴィット・パウエル氏』 大学卒業後、数々のワイナリーで汗と泥にまみれ、ようやく自分の城にたどり着いた。 そして、樹齢90年のシラーズにわずかなヴィオニエをブレンドした 『ラン・リグ98』がパーカーポイント99プラスを獲得。 一躍スターダムにのし上がるのである。 そのラン・リグは従来のバロッサ・シラーズとはまったく違ったフレーバーとテクスチャーのワイン。 凝縮はしているけどジャムっぽさがなく、まるでビロードのように滑らか。 今年の4月、仕込みの現場を取材して、その理由が少し分かったような気がする。 ひとつはブドウを適熟の状態で収穫し、決して過熟にはしないこと。 〔15ボーメが理想という) もうひとつはアルコール発酵が途中の6日目ぐらいで、 一度果帽を引き離し、残りの発酵を完了させること。過度の抽出を避けるために。 (ブルータス10月15日号『ワインブーム復活宣言』より抜粋)